はしもとの家だより

  • コラム

家に「孤独の逃げ場」があるという安心

―家族がいても、ひとりの時間が必要な理由―

にぎやかな家ほど、逃げ場が必要になる

家族がいる家は、安心できる場所です。
声があり、気配があり、誰かがそばにいる。
けれどその一方で、ふとした瞬間に「少しだけ、ひとりになりたい」と感じることもあります。

それは、家族が嫌いだからでも、関係がうまくいっていないからでもありません。
むしろ逆で、関係を保つために必要な距離なのかもしれません。

孤独は、避けるものではなく、整えるもの。
家の中に「ひとりに戻れる場所」があるだけで、心はずっと安定します。

「孤独」は感情を立て直す時間

仕事のこと、親のこと、将来の不安。
50代以降になると、頭の中はいつも何かで満たされています。

誰かと一緒にいる時間は大切ですが、
感情を整理するには、誰にも見られない時間が必要です。

・言葉にしなくていい
・説明しなくていい
・気をつかわなくていい

そんな時間を持てる場所が家の中にあると、
人は無理をしなくなります。

孤独は、落ち込むためのものではなく、
感情を元の位置に戻すための“調整室”のようなものです。

趣味は「逃げ場」を正当化してくれる

ひとりの時間を持つことに、どこか後ろめたさを感じる人もいます。
家族がいるのに、自分だけ別の部屋にこもることへの罪悪感。

そんなとき、趣味の空間は「正当な逃げ場」になります。

・本を読む
・音楽を聴く
・手を動かす
・ただ静かに過ごす

目的がある空間は、「ひとりでいる理由」を与えてくれます。
結果として、気持ちよく孤独になれるのです。

静けさは、設計でつくれる

「ひとりになれる部屋」と聞くと、
完全に閉じた個室を想像しがちですが、それだけではありません。

・リビングの一角にある小さな居場所
・視線だけを切る配置
・音がこもりにくい素材
・外とつながる窓辺

こうした工夫によって、
完全に切り離されない孤独をつくることができます。

誰かの気配は感じるけれど、干渉されない。
そのバランスが、安心につながります。

家族がいるからこそ、孤独が必要になる

家族との時間が心地よく続く家には、
必ず「ひとりに戻れる余白」があります。

逃げ場があるから、また戻ってこられる。
距離があるから、関係が近くなる。

家に「孤独の逃げ場」があるということは、
ひとりで生きる準備ではありません。

それは、
誰かと生き続けるための設計なのです。

静けさを拒まない家。
感情が休める居場所がある家。

そうした空間は、
暮らしの中で目立たなくても、
人生の後半を静かに支え続けてくれます。

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