はしもとの家だより

  • コラム

維持費だけじゃない。老後に「家に助けてもらう」という新しい選択

節約の家ではなく、支えてくれる家へ

なぜ「お金がかからない家」だけでは足りないのか

老後の住まいを考えるとき、多くの人が「できるだけお金がかからない家」を目指します。
光熱費の節約、修繕費の削減、固定資産税の低い立地。どれも大切な視点です。

しかし50代からの家づくりで本当に重視すべきなのは、「お金をかけないこと」ではなく「家に助けてもらえること」。
年齢とともに身体や暮らしが変化するなかで、その変化を受け止めて支えてくれる住まいこそが、人生後半を安心して楽しむ基盤になるのです。

家のコストは「維持費」だけではない

目に見えるコストと、見えないコスト

「家のコスト」と聞くと、多くの人はローンや光熱費、修繕費といった「目に見える出費」を思い浮かべます。
しかし実際には、家は私たちの「健康」や「安心感」にも大きく影響します。

健康を守る家は医療費を減らす

断熱性が低い家は、冬のヒートショックを招きやすく、医療費や介護リスクを高めます。
逆に、温度差の少ない快適な住まいは病気や転倒を防ぎ、結果的に医療費の抑制につながります。

つまり、家のコストは「維持費」だけではなく、「健康や安心を守る力」があるかどうかで決まるのです。

暮らしに貢献する家とは?

日常を助けてくれる設計

暮らしに貢献する家とは、毎日の生活をスムーズにしてくれる住まいです。

  • 動線が短い間取り → 家事や介助の負担を軽減
  • 自然光と風通しのある設計 → 気持ちを明るく保つ
  • 余裕ある収納や可変性 → 将来の生活変化にも対応

こうした工夫が、日々のストレスを減らし、心と身体をやさしく支えてくれます。

家は「人生のパートナー」

単なる「住む場所」ではなく、「人生を支えるパートナー」。
暮らしに貢献する家は、老後を「安心と希望のある時間」に変えてくれます。

医療・介護・心理の視点を取り入れる

医療の視点

  • 転倒防止のための段差解消
  • 室温を一定に保つ断熱設計
  • 視認性を高める照明配置

介護の視点

  • 車椅子や介助を想定した広さの確保
  • トイレや浴室の使いやすさ
  • 将来的に改修しやすい間取り

心理の視点

  • 光の入り方や音の響きで「孤独感」をやわらげる
  • 外とのつながりを感じられる窓や縁側
  • 安心して「ひとりになれる場所」

医療・介護・心理の3つの視点がそろうことで、家は「不安を減らす存在」から「暮らしを守る舞台」へと変わります。

老後に選ぶべきは「支えてくれる家」

老後の住まいは、「お金がかからない家」よりも「家に助けてもらえる家」であることが大切です。

  • 維持費の安さだけではなく、健康を守る断熱性や安全な動線を整える
  • 心を支える空間設計で、孤独感や不安を和らげる
  • 医療・介護・心理の視点を取り入れて、未来の安心をつくる

家に助けてもらえることは、医療費や介護負担の削減につながり、安心して暮らすための備えになります。

50代からの家づくりは、「節約する家」ではなく「支えてくれる家」を選ぶこと。
それが、老後を安心と希望で満たす最良の選択肢なのです。

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